6畳のレイアウト:2.64m×3.52mに何が入るか
6畳の実寸は江戸間で2.64m × 3.52m、面積にして9.29m²で、幅120cmのセミダブルベッドを壁に沿わせると短辺に1.44mが残ります。
6畳という表示は規格によって実寸が変わります。江戸間では2.64m × 3.52m、中京間では2.73m × 3.64m、京間では2.865m × 3.82m、団地間では2.55m × 3.40mです。関東と全国の賃貸で標準的なのは江戸間なので、このページの数字はすべて江戸間の2.64m × 3.52mで計算しています。中京間の部屋であれば、短辺に9cm、長辺に12cmを足して読み替えてください。
6畳の実寸
6畳の実寸2.64m × 3.52mは、江戸間の畳1枚1.76m × 0.88mを6枚並べた結果です。短辺2.64mは畳の短辺3枚分、長辺3.52mは畳の長辺2枚分にあたります。縦横比は1:1.33で、正方形にはなりません。「6畳 レイアウト 正方形」で探しても、江戸間の6畳は必ず長方形です。正方形になるのは8畳の3.52m四方のほうで、6畳は縦長の部屋として扱います。
この部屋にベッドを1台入れると、床の残りは次のようになります。ベッドの幅はシングル97cm、セミダブル120cm、ダブル140cm、長さはいずれも約195cmです。
| ベッド | 幅 | 横に残る帯 | 通路60cmを引いた家具の奥行き上限 | 足元に残る長さ |
|---|---|---|---|---|
| シングル | 97cm | 1.67m | 107cm | 1.57m |
| セミダブル | 120cm | 1.44m | 84cm | 1.57m |
| ダブル | 140cm | 1.24m | 64cm | 1.57m |
足元に残る1.57mは、長辺3.52mからベッドの長さ195cmを引いた値です。ベッドを長辺沿いに置いても短辺沿いに置いても、残る寸法の組み合わせは1.44mの帯と1.57mの床で変わりません。向きで変わるのは、その残りが1か所にまとまるか、2か所に割れるかです。
6畳のレイアウト
縦長の6畳では、長辺3.52mに沿って通路が一本通ると、部屋が幅1.44mの廊下になります。これを避けるには、収納棚やベッドの側面を長辺の途中に直角に差し込み、3.52mを2つに切ります。切る位置は、片側にベッドの長さ195cm、もう片側に残り1.57mという配分が基本です。
ゲーム部屋や仕事部屋として使う場合、デスクは短辺側の壁に向けて置くと、背後に1.44mから84cmの通路が残ります。犬や猫のスペース、来客用の客間として使う場合も、確保する数字は同じで、人が1人通る60cmです。畳敷きの6畳では、家具の脚が畳を凹ませるため、荷重の集中する脚の下に板を敷いて面で受けます。
6畳にリビングを入れるとき
6畳のリビングダイニングでは、ダイニングのゾーンだけで2.30mを使います。テーブルに向かう一人分の占有は幅60cm × 奥行40cmなので、4人が向かい合う天板は幅120cm × 奥行80cmが下限です。その両側に、椅子を引いて横歩きで通れる75cmを取ると、0.75m + 0.80m + 0.75m = 2.30mになります。
江戸間6畳の長辺3.52mにこのゾーンを縦に入れると、残りは1.22mです。1.22mからさらに通路の60cmを引くと62cmで、奥行き60cm以下の家具しか置けません。短辺2.64mに横向きで入れた場合、残りは34cmしかなく、通路が成立しません。つまり6畳のリビングダイニングは、ダイニングを長辺方向にしか置けません。
片側を壁付けにすれば、必要なゾーンは0.80m + 0.75m = 1.55mまで下がり、長辺には1.97mが残ります。座る人数を2人に減らして天板を幅80cm × 奥行80cmにしても、奥行き方向の2.30mは変わりません。減らせるのは幅だけで、奥行きは椅子を引く寸法が決めています。
6畳にワンルームを入れるとき
6畳のワンルームにベッドとデスクを同時に置く条件は、ベッドの幅とデスクの奥行きの合計が2.04m以下であることです。短辺2.64mから通路の60cmを引いた値が2.04mだからです。シングル97cmなら奥行き107cmまで、セミダブル120cmなら84cmまで、ダブル140cmなら64cmまでのデスクや棚が向かい側に入ります。
収納がクローゼットの場合、奥行きは柱芯で約68cm、有効で60cm強です。押入れなら間口は半間の約91cm、奥行きの有効寸法は75cmから80cmで、中段の下が高さ70cmから80cm、上が90cmから100cmです。押入れのある6畳は、奥行き80cm近い収納が壁の中に入っているぶん、床に置く棚を1台減らせます。カラーボックスや本棚を床に並べる前に、この中段の上下に何が入るかを測るほうが、床の1.44mを守れます。
ベッドを置かずに寝具をたたむ場合、日中の床は2.64m × 3.52mが丸ごと空きます。押入れの奥行き75cmから80cmは、たたんだ布団を収めるための寸法です。
6畳で入らないもの
6畳で入らないものは、短辺2.64mに収まらない組み合わせです。2.64mから通路の60cmを引いた2.04mを幅の合計が超えた時点で、部屋の中に人の通る道が残りません。
- ベッド2台:シングル97cmを2台並べると194cmで、2.64mから引いた残りは70cm。通路の60cmを引くと、置ける家具の奥行きは10cmです。セミダブル2台なら240cmで、残りは24cm。通路の60cmが取れません。
- クイーンとキング:クイーンは幅160cm、キングは180cm。2.64mから引くと1.04mと84cmが残り、通路の60cmを引いた家具の奥行き上限は44cmと24cmになります。クイーンには幅170cmの仕様もあるため、幅は製品側で確認します。
- ベッドとソファに続く3つ目:セミダブル120cmと、奥行き70cmから80cmの1人掛けソファを向かい合わせると190cmから200cm。2.04mに対して残るのは4cmから14cmで、3つ目の家具を置く奥行きはありません。
- 3人掛けのソファ:幅の目安は170cmから200cmで、短辺2.64mの壁に置くと横に残るのは64cmから94cmです。1人掛けの幅の目安は約60cmから90cm、設置には幅90cm程度が要ります。