ベッドのサイズ:シングル97cm、セミダブル120cm、ダブル140cm
ベッドのサイズは、幅がシングル97cm、セミシングル85cm、セミダブル120cm、ダブル140cm、クイーン160cm、キング180cmで、長さはいずれも約195cmで、この幅が部屋のレイアウトで最初に引く数字になります。これらはマットレスメーカーが公開している寸法表に載っている、日本の市場が実際に売っているサイズであり、JISのような公的規格ではありません。クイーンには、セミシングル2枚を並べた幅170cmの仕様も存在します。
幅の一覧:シングルからキングまで
幅の一覧は、アルファベットではなくカタカナの呼称で並びます。一番小さいのがセミシングルの85cm、一番大きいのがキングの180cmで、その間に4段階が入ります。長さが全サイズ共通で約195cmなので、面積の差はそのまま幅の差です。
| 呼称 | 幅 | 長さ | 面積 | 2人で使ったときの1人分の幅 |
|---|---|---|---|---|
| セミシングル | 85cm | 約195cm | 約1.66m² | 42.5cm |
| シングル | 97cm | 約195cm | 約1.89m² | 48.5cm |
| セミダブル | 120cm | 約195cm | 約2.34m² | 60cm |
| ダブル | 140cm | 約195cm | 約2.73m² | 70cm |
| クイーン | 160cm | 約195cm | 約3.12m² | 80cm |
| クイーン(170cm仕様) | 170cm | 約195cm | 約3.32m² | 85cm |
| キング | 180cm | 約195cm | 約3.51m² | 90cm |
右端の列は幅を2で割った計算値です。ここに「ダブルは2人用」という呼称の落とし穴が出ます。ダブル140cmを2人で使うと1人分は70cm、クイーン160cmでも80cmで、どちらもセミシングル1台の85cmを下回ります。クイーンとキングの差は幅20cm、1人あたりでは10cmです。ダブルとクイーンの差も幅20cm、1人あたり10cmになります。
表の数字はマットレスの寸法です。フレームは外側に張り出すため、床が要求される幅はこれより大きくなります。
江戸間の部屋に置いたとき、床に何が残るか
江戸間の部屋に置いたときに残る床は、短辺からベッドの幅を引いた数字です。江戸間の4.5畳は2.64m × 2.64m、6畳は2.64m × 3.52m、8畳は3.52m × 3.52m、10畳は3.52m × 4.40m。短辺は4.5畳と6畳が264cm、8畳と10畳が352cmで、この2種類しかありません。ベッドを長辺に沿って置くかぎり、4.5畳と6畳の計算は同じになります。
| ベッドの幅 | 短辺264cm(4.5畳・6畳)で横に残る | 短辺352cm(8畳・10畳)で横に残る | 264cmで両側に振ったときの片側 |
|---|---|---|---|
| 85cm | 179cm | 267cm | 89.5cm |
| 97cm | 167cm | 255cm | 83.5cm |
| 120cm | 144cm | 232cm | 72cm |
| 140cm | 124cm | 212cm | 62cm |
| 160cm | 104cm | 192cm | 52cm |
| 170cm | 94cm | 182cm | 47cm |
| 180cm | 84cm | 172cm | 42cm |
右端の列を60cmの通路幅に当てると、境目がはっきり出ます。江戸間の264cmの部屋で両側に60cmずつ取れるのは幅144cmまでで、ダブルの140cmが上限です。クイーン160cmは片側52cm、170cm仕様は47cm、キング180cmは42cm。ベッドの横を通る最低寸法の50cmを満たすのはクイーン160cmまでで、170cm仕様とキングは、片側を壁に付けなければ通れません。
足元の残りは長辺で決まります。江戸間4.5畳は264 − 195 = 69cm、6畳と8畳は352 − 195 = 157cm、10畳は440 − 195 = 245cm。4.5畳の69cmは、一人が通る60cmは超えますが、開き戸やクローゼットを開けるのに要る90cmには届きません。4.5畳でベッドの足元に扉があるなら、ベッドは壁に付けずに前後をずらすことになります。
向かいの壁に何が置けるか
向かいの壁に置ける家具は、横に残った幅から通路の60cmを引いた分です。江戸間6畳でベッドを長辺に寄せた場合、上限は次のようになります。
| ベッドの幅 | 横に残る | 向かいの壁に置ける家具の奥行きの上限 |
|---|---|---|
| シングル97cm | 167cm | 107cm |
| セミダブル120cm | 144cm | 84cm |
| ダブル140cm | 124cm | 64cm |
| クイーン160cm | 104cm | 44cm |
| キング180cm | 84cm | 24cm |
この列が、幅を1段階上げたときに消えるものです。シングルなら107cmまで使えるので、押入れの有効奥行き75〜80cmもクローゼットの60cm強も収まります。セミダブルの84cmでも押入れは収まります。ダブルの64cmでクローゼットがぎりぎり、クイーンの44cmでは奥行き60cmの収納が入らず、キングの24cmでは薄い棚しか置けません。6畳でクイーンのレイアウトを組むなら、収納は壁面ではなくベッド下に回ることになります。
2台並べる場合と、一人暮らしの場合
2台並べる場合の幅は、単純な足し算です。シングル2つで194cm、セミシングル2つで170cm。シングル二つの194cmはキングの180cmより14cm広く、セミシングル2枚の170cmはクイーンの170cm仕様と同じ寸法です。江戸間の264cmの部屋に入れると、シングル2つで残り70cm、セミシングル2つで残り94cm。ファミリーで並べる組み合わせは、8畳(短辺352cm)なら残りが158cmと182cmになります。
一人暮らしの部屋では、シングル97cmとセミダブル120cmの23cmの差が、そのまま向かいの壁の23cmです。江戸間6畳ならシングルで167cm、セミダブルで144cmが横に残り、どちらも通路60cmと収納を両立できます。家具のサイズを部屋から引く手順は寝室にかぎらず、ソファのサイズもダイニングテーブルのサイズも同じ引き算で決まります。